PROFILE

白石なるshiraishi NAL

1990年3月18日生まれ。
14歳のころラジオで偶然耳にしたショパンのポロネーズに感銘を受けピアノをはじめる。
高校では吹奏楽部に所属しトロンボーンとピアノの練習に励む一方で、音楽教育のあり方に疑問を感じたことからバンド活動や独学での作編曲をはじめる。
高校卒業間際に出会ったブライアン・イーノの音楽から影響を受け、"無視することも注目することもできる音楽"である環境音楽(アンビエントミュージック)の制作をはじめる。
大学では舞台の裏方や制作などの芸術運営について専門に勉強する一方で、裏方をやるからには舞台に立つ人間の気持ちも理解するべしという思いから社会人ビッグバンドでの演奏活動をはじめる。
2011年の東日本大震災を受け、やりたいことをやりたいようにやるべきだと思い至ったことから、作曲サークルやロックバンドに所属し作曲家・演奏家としてのキャリアをスタートさせる。
現在は環境音楽作家として展覧会や映像作品のための音楽の制作を手掛けるほか、自身のリーダーバンドであるピアノトリオのNARUTRIO、移動型祭戦艦ことオワリズム弁慶、表現ユニットのonneto、アコースティックポップデュオのnameshopなど、様々な所属での演奏活動を行っている。
これまでにピアノを伊藤みどり、山田亜由美、エレクトーンを西山淑子、吹奏楽法を村松功介の各氏に師事。昭和音楽大学音楽芸術運営学科アートマネジメントコース卒。

NARUTRIOナルトリオ

リーダーの白石なる(Pf)を中心に結成されたピアノトリオ。ロックバンドでの活動を通じて出会った渡部かをり(Ba)と小林真也(Dr)とともに、ジャズを軸にしつつもジャズらしさに囚われない音楽を演奏する。
レパートリーはオリジナル曲を中心にジャズのスタンダードナンバーやクラシック音楽の名曲、国内外の歌謡曲やゲーム音楽など多岐に渡り、そのアレンジの多彩さや溌溂としたパフォーマンスには定評がある。
2016年の結成以降4年間、横浜のジャズバー"白楽BLUESETTE"でシーズン毎にワンマンライブを開催。また、横浜市平沼集会所の自主事業「夏のジャズコンサート」に3年連続、横浜市西地区センターの自主事業「クリスマスロビーコンサート」に2年連続で出演するなど、精力的に活動している。さらに、神田のミュージックバー"音STAGE"や相模原のカフェ"ソラ珈琲&食堂ヒュッテ"といった飲食店での演奏のほか、神奈川公会堂主催の「JAZZ in かながわ」や川崎ラ・チッタデッラで開催された「Jazz La Cittadella Night」といったジャズフェスティバルに出演した実績がある。令和元年度には、海老名市文化会館主催の「小ホールの音楽会・秋」に出演し、トリオ初のホールワンマンを成功させた。